ミニ四駆ファンの間で話題沸騰中の「エレグリッター」をご存知ですか?2021年8月に発売されたこのマシンは、ライキリやアストラルスターを手がけた根津孝太氏デザインの近未来的なフォーミュラレーサーです。VZシャーシを採用し、ワイド&低重心のフォルムが特徴的で、見た目も走行性能も高いレベルで両立しています。
本記事では、エレグリッターの基本スペックから、カスタマイズ方法、レビュー情報まで徹底的に解説します。小径ローハイトホイールの独特な2層構造や、脱着可能な前後フェンダーなど、このマシンならではの魅力をたっぷりとお伝えします。初心者からベテランまで、ミニ四駆エレグリッターの魅力を余すことなく紹介していきましょう。
記事のポイント!
- エレグリッターの特徴とスペック情報
- カスタマイズ方法と改造テクニック
- 限定版や特別カラーの情報
- レビューと走行性能の評価

ミニ四駆エレグリッターの基本情報と特徴
- エレグリッターは近未来デザインが魅力のVZシャーシモデル
- エレグリッターのスペックは158mm×98mm×40mmで軽量設計
- エレグリッターのカラーバリエーションはシルバーとくまモンバージョンも存在
- エレグリッターのホイールは印象を変えられる2層構造が特徴
- エレグリッターの価格は900円前後でコスパ良好
- エレグリッターはSFムード満点のドライバー人形が特徴的
エレグリッターは近未来デザインが魅力のVZシャーシモデル
ミニ四駆エレグリッターは、タミヤから2021年8月7日に発売されたレーサーミニ四駆シリーズの100番目となる記念すべきモデルです。商品番号は18100で、「ライキリ」や「アストラルスター」などの人気マシンを手がけた根津孝太氏によるデザインが特徴です。
このマシンの最大の魅力は、近未来のオープントップフォーミュラレーサーをイメージした洗練されたデザイン。ワイド&低重心のフォルムは見た目のインパクトだけでなく、走行安定性にも寄与しています。
シャーシには小型・軽量・小回り性能に優れたVZシャーシを採用。これはVSシャーシの優れた特長を引き継ぎつつ、バンパー、リヤステー基部、プロペラシャフト軸受けなどの強度をアップさせた進化版モデルです。
エレグリッターのボディはグレーのABS樹脂製で、質感を高めるシボ加工が施されています。SF感溢れるデザインは、コースを走るだけでなく飾っておいても目を引く存在感があります。
実際にコースを走らせると、小回り性能とメンテナンス性の高さが際立ちます。ギヤ比は3.5:1の超速タイプが標準でセットされており、スピード重視の設計となっています。
エレグリッターのスペックは158mm×98mm×40mmで軽量設計
ミニ四駆エレグリッターの基本スペックを詳しく見ていきましょう。完成時の全長は158mm、全幅98mm、全高40mmとなっており、ワイドでローフォルムなボディシルエットが特徴です。
シャーシ部分はVZシャーシを採用しています。このシャーシは小型・軽量・ショートホイールベースが特徴で、レース向けの高性能シャーシとして知られています。シャーシ本体とギヤカバーなどのAパーツは、ともにABS樹脂製で頑丈な作りになっています。
プロペラシャフトの軸受けには摩擦抵抗の少ないPOM樹脂製の620プラベアリングを採用。シャフトが滑らかに回転することで、パワーロスを減らし効率的な走りを実現しています。
モーターは標準で付属しており、単3形電池2本で走行します。電池は別売りなので、購入時には忘れずに準備しておきましょう。接着剤を使わず、はめ込みとビス止めだけで組み立てられるのも初心者にやさしいポイントです。
マシンのセッティングとしては、ギヤ比3.5:1の超速タイプが標準装備されています。これはスピード重視のセッティングで、直線での加速性能に優れています。レース用にカスタマイズする場合は、このギヤ比を変更することで、コースに合わせた走行特性に調整することが可能です。
エレグリッターのカラーバリエーションはシルバーとくまモンバージョンも存在

ミニ四駆エレグリッターの標準カラーはグレーですが、実は限定カラーバリエーションも存在しています。特に注目すべきは「シルバーバージョン」と「くまモンバージョン」の2種類です。
シルバーバージョンは会場限定モデルとして販売されているレアなカラーリングです。基本的な仕様は標準モデルと同じですが、ボディの形成色がシルバーに変更されています。商品番号は標準モデルと同じ18100で、箱にシルバーの丸い小さなシールが貼られていることが特徴です。
一方、くまモンバージョンはさらにレアな催事限定モデルです。こちらはボディの形成色がイエローに変更され、ドライバー人形がくまモンになっているという特別仕様となっています。熊本県のPRキャラクターであるくまモンとのコラボレーションモデルということで、コレクター心をくすぐるアイテムです。
これらの限定モデルは通常の販売店では入手困難で、タミヤのイベントや特別な催事でのみ販売されることが多いようです。コレクションとしての価値も高く、ミニ四駆ファンの間では話題になっています。
独自調査の結果、標準モデルのエレグリッターは幅広い販売店で取り扱われていますが、2025年4月現在、限定カラーバージョンは中古市場や専門ショップなどでの取り扱いが中心となっているようです。入手を検討している方は、タミヤの公式イベント情報をチェックするのがおすすめです。
エレグリッターのホイールは印象を変えられる2層構造が特徴
ミニ四駆エレグリッターの大きな特徴の一つが、独特なホイールデザインです。エレグリッターには小径ローハイトホイールが標準装備されていますが、これが単なるホイールではなく、独創的な2層構造になっています。
ホイール本体はライトブルーの12本スポークタイプ。これにグレイカラーのエアロディスクを重ねることで、見た目の印象を大きく変えることができます。エアロディスクは脱着可能なため、レースのコンディションや好みに合わせてスタイルをカスタマイズできるのです。
この2層構造のホイールは、見た目の変化だけでなく実用的な側面もあります。エアロディスクを装着すればホイールの剛性が高まり、高速走行時の安定性がアップします。一方、取り外せば若干の軽量化が可能で、加速性能を重視したセッティングも可能です。
また、ライトブルーとグレイのコントラストが織りなす色彩美も大きな魅力です。メカニカルなデザインとカラーリングが絶妙に調和し、マシン全体の未来感を引き立てています。
さらに注目すべきは、前後フェンダーの脱着と組み合わせることで、さらなるカスタマイズが可能な点です。フェンダーを外せば大径タイヤも装着可能になるため、よりアグレッシブなセッティングを実現できます。こうした柔軟性の高さもエレグリッターの大きな魅力と言えるでしょう。
エレグリッターの価格は900円前後でコスパ良好
ミニ四駆エレグリッターの価格は、販売店によって若干の差はありますが、900円前後で購入可能です。2025年4月現在、Amazonでは848円、ヨドバシカメラでは934円で販売されており、メーカー希望小売価格の1,320円(税込)からは相当割引された価格となっています。
近未来的なデザインや、カスタマイズ性の高さを考えると、この価格帯はかなりコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。特に、2層構造のホイールやSFムード満点のドライバー人形など、細部にこだわり抜いた設計が施されていることを考えれば、ミニ四駆ファンにとっては見逃せない一台です。
初心者がミニ四駆を始める際のファーストマシンとしても、このエレグリッターは非常におすすめです。VZシャーシの採用により走行性能も高く、組み立ても比較的容易なため、初めての方でも挫折せずに完成させることができるでしょう。また、後々カスタマイズを進めていく際にも、ベースマシンとしての拡張性が高いのも魅力です。
なお、購入時に注意したいのは、モーターは付属していますが、走行に必要な単3電池2本は別売りである点です。また、組み立てには工具も必要になりますので、初めての方は基本的な工具セットも合わせて購入することをおすすめします。
総合的に見て、ミニ四駆エレグリッターは価格以上の価値を持つマシンと言えるでしょう。デザイン性、走行性能、カスタマイズ性のバランスが非常に良く、幅広いユーザーに支持されています。
エレグリッターはSFムード満点のドライバー人形が特徴的
ミニ四駆エレグリッターの魅力を語る上で、忘れてはならないのがコックピットに座るSFムード満点のドライバー人形です。このドライバー人形は、近未来的なマシンデザインと完璧に調和した未来的なヘルメットデザインが特徴です。
オープントップのフォーミュラレーサースタイルを採用しているエレグリッターでは、ドライバー人形が見える状態で組み立てられるため、全体的なビジュアルの重要な要素となっています。ヘルメットはボディと同じグレーカラーをベースに、青のラインやシールドがアクセントとなっています。
ドライバー人形を活かしたカスタマイズも人気です。ヘルメット部分を塗装することで、マシン全体の印象を大きく変えることができます。例えば、独自調査によると、ガンダムマーカーのメッキシルバーで塗装すると、よりメカニカルな印象になるというカスタマイズ例もあります。
また、くまモンバージョンでは、このドライバー人形がくまモンに置き換わっているという遊び心も注目ポイントです。こうした細部へのこだわりが、タミヤのミニ四駆シリーズの魅力の一つと言えるでしょう。
ドライバー人形は単なる装飾ではなく、マシンと一体化したデザイン要素として機能しています。走行中も視認性が高く、コースを駆け抜ける姿はまさに未来のレースシーンを彷彿とさせるものがあります。こうした世界観の表現も、エレグリッターが多くのファンに支持される理由の一つでしょう。

ミニ四駆エレグリッターのカスタマイズと走行性能
- エレグリッターの改造はアルミローラーがおすすめポイント
- エレグリッターの塗装はシルバーが人気カラー
- エレグリッターのVZシャーシは小回り性能と軽量化が強み
- エレグリッターのフォーミュラスタイルはコーナリングに有利
- エレグリッターのパーツ互換性は高くカスタマイズの幅が広い
- エレグリッターのレビューでは見た目の良さと走行性能のバランスが高評価
- まとめ:ミニ四駆エレグリッターは見た目と走行性能を両立した魅力的なマシン
エレグリッターの改造はアルミローラーがおすすめポイント
ミニ四駆エレグリッターのパフォーマンスをさらに引き上げるなら、まず取り組みたいのがアルミローラーへの改造です。特に、HG 19mmオールアルミベアリングローラーは、エレグリッターの走行性能を大きく向上させるパーツとして人気があります。
アルミローラーの最大のメリットは、コーナリング性能の向上です。プラスチック製の標準ローラーと比較して、摩擦が少なく滑らかな回転を実現するため、コーナーでのスピードロスを最小限に抑えることができます。フロント用に1つ、リア用に2つ装着することで、バランスの良い走行が可能になります。
また、VZシャーシファーストトライパーツセットも、エレグリッターの改造におすすめのアイテムです。このセットにはマスダンパー、FRPワイドステー、スタビヘッド+ローラーセッティングが含まれており、初心者でも手軽にマシンの安定性を向上させることができます。
さらに、FRPリヤブレーキステーセットの装着も効果的です。レーンチェンジやスロープセクションへの進入時にブレーキがかかり、コースアウトを防止してくれます。特に高速セクションの多いコースでは、この改造の恩恵を大きく受けることができるでしょう。
エレグリッターの前後フェンダーは脱着可能なため、これを取り外して軽量化を図ることも有効な改造方法です。さらに、フェンダーを外すことで大径タイヤの装着も可能になり、走行特性を大きく変えることができます。例えば、シューティングプラウドスター クリヤーブルースペシャルのタイヤとホイールを組み合わせると、よりアグレッシブな走りを実現できるでしょう。
エレグリッターの塗装はシルバーが人気カラー
ミニ四駆エレグリッターの標準ボディカラーはグレーですが、カスタマイズの一環として塗装を施す愛好家も多くいます。中でも特に人気が高いのがシルバーへの塗装です。実は、タミヤから催事限定でシルバーバージョンも販売されていますが、自分好みのシルバー塗装を施すことで、オリジナリティを出すことが可能です。
シルバー塗装の魅力は、エレグリッターの近未来的なフォーミュラレーサーのイメージをさらに強調できる点にあります。メタリックシルバーを使用することで、光の当たり具合によって表情が変わり、より立体的でメカニカルな印象を与えることができます。
塗装の際のポイントとしては、まずはボディをきれいに洗浄し、油分を落としておくことが重要です。その後、細かいサンドペーパーで表面を軽く研磨し、下地処理をしっかりと行います。シルバー系の塗料はタミヤカラーのメタリックシルバーやプラチナシルバーなどが人気です。
また、ドライバー人形のヘルメットも塗装することで、マシン全体の統一感を出すことができます。ヘルメットのシールド部分をメッキシルバーで塗装すると、よりSF感が増しておすすめです。
塗装だけでなく、ボディにラメパウダーを使ったカスタマイズも人気があります。特にシルバーやゴールドのラメパウダーを使用することで、高級感と独自性を兼ね備えたマシンに仕上げることができるでしょう。ただし、ラメパウダーの使用は技術を要するため、初心者の方は練習用のパーツで試してからチャレンジすることをおすすめします。
エレグリッターのVZシャーシは小回り性能と軽量化が強み

ミニ四駆エレグリッターに採用されているVZシャーシは、その高い性能で多くのファンから支持されています。このシャーシの最大の特徴は、小型・軽量でありながら高い走行安定性を実現している点です。
VZシャーシは、VSシャーシの優れた特性を引き継ぎつつ、さらに強度と拡張性を追求して進化したモデルです。バンパー、リヤステー基部、プロペラシャフト軸受けなどの強度がアップしており、衝撃を吸収する適度な「しなり」も特徴的です。これにより、激しいコース条件でもマシンの耐久性が向上しています。
シャーシの軸受けには摩擦抵抗の少ないPOM樹脂製の620プラベアリングが採用されています。これにより、シャフトが滑らかに回転し、モーターパワーをより効率的にタイヤに伝えることができます。ギヤ比は3.5:1の超速タイプがセットされており、直線での加速性能に優れています。
また、VZシャーシの大きな特徴として、リヤローラーステーに加えてフロントバンパーも分割が可能という点が挙げられます。これにより、セッティングの自由度が大幅に向上し、コースに合わせた細かな調整が可能になります。
シャーシ本体とギヤカバーなどのAパーツは、ともにABS樹脂製で頑丈な構造になっています。黒一色のシンプルなデザインですが、その機能性の高さはミニ四駆愛好家から高く評価されています。特に小回りの効くコースや、テクニカルなレイアウトでは、このVZシャーシの特性が活きてくるでしょう。
エレグリッターのフォーミュラスタイルはコーナリングに有利
ミニ四駆エレグリッターの大きな特徴であるフォーミュラスタイルのボディは、単に見た目がカッコいいだけでなく、実際の走行性能にも影響を与えています。このオープントップフォーミュラレーサーをイメージしたデザインは、空力特性に優れており、特にコーナリング時に有利に働きます。
ワイド&低重心のフォルムは、重心位置を低く保ちつつも、左右の安定性を高めています。これにより、高速コーナーでのロールを抑制し、安定した走行が可能になります。特にバンク(傾斜)のあるコーナーでは、この特性が顕著に現れ、コースアウトのリスクを低減します。
また、前後フェンダーは単なるデザイン要素ではなく、機能的な役割も持っています。フェンダーを装着した状態では、空気の流れをコントロールし、高速走行時の安定性を向上させる効果があります。逆に、フェンダーを取り外せば軽量化が図れるため、加速重視のセッティングが可能になります。
フォーミュラスタイルの特性を最大限に活かすには、コースに合わせたセッティングが重要です。テクニカルなコースでは前後のフェンダーを装着し、安定性を重視。直線の多いスピードコースでは、フェンダーを外して軽量化するといった調整が効果的でしょう。
独自調査の結果、エレグリッターのフォーミュラスタイルは特に初心者からの支持が高いことがわかっています。これはコーナーでの安定性が高く、比較的コントロールしやすいためと考えられます。レースでの完走率を高めたい方には、このフォーミュラスタイルのエレグリッターは非常におすすめのマシンと言えるでしょう。
エレグリッターのパーツ互換性は高くカスタマイズの幅が広い
ミニ四駆エレグリッターの魅力の一つに、高いパーツ互換性があります。VZシャーシを採用していることで、タミヤの豊富なグレードアップパーツと組み合わせることが可能であり、カスタマイズの幅が非常に広がっています。
まず、シャーシ関連では、VZシャーシ用のパーツはもちろん、多くのVSシャーシ用パーツも流用可能です。例えば、軽量ギヤカバーや強化モーターマウントなど、基本的なパーツの互換性は高く、ベースとなるマシンのパフォーマンスを向上させることができます。
ホイール・タイヤ関連では、エレグリッターの小径ローハイトホイールは他のマシンに流用することも可能です。特に、エアロディスクを脱着できる2層構造のホイールは、他のマシンのカスタマイズにも活用できる貴重なパーツです。また、前後フェンダーを取り外せば、大径タイヤも装着可能になり、走行特性を大きく変えることができます。
他のミニ四駆からのパーツ流用も可能です。例えば、ネオVQSやスーパーアバンテJr.のパーツとの互換性が高く、これらのマシンとパーツを交換しながら最適なセッティングを探ることができます。
また、コンクール系のカスタマイズでも人気があり、オリジナルの塗装やデカールなどを施したカスタムマシンが数多く存在します。独自調査では、「concours d’Elegance」というサイトで55もの異なるエレグリッターのカスタマイズ例が紹介されています。これは、エレグリッターがレース用だけでなく、見た目のカスタマイズを楽しむベースマシンとしても高い人気を持っていることを示しています。
このように、エレグリッターは基本性能の高さに加えて、パーツ互換性の高さとカスタマイズの自由度の広さも大きな魅力となっています。初心者からベテランまで、自分だけのオリジナルマシンを作り上げる楽しさを味わえるのがエレグリッターの大きな特徴と言えるでしょう。
エレグリッターのレビューでは見た目の良さと走行性能のバランスが高評価
ミニ四駆エレグリッターに対するユーザーレビューを分析すると、見た目の良さと走行性能のバランスが特に高く評価されていることがわかります。Amazonのレビューでは、総合評価5つ星中4.3と高い評価を得ており、約59%のユーザーが最高評価の5つ星をつけています。
レビューの内容を見ると、「かっこいい」「目立てる」といった見た目に関するコメントが多く見られます。特に、他のミニ四駆と比較して使用している人が少ないため、個性的なマシンとして目立つという点が支持されているようです。また、「近未来的デザイン」や「メカニカルなデザイン」といった点も高評価のポイントとなっています。
走行性能に関しては、VZシャーシの採用により、コーナーでの安定性とスピードのバランスが良いという評価が多く見られます。特に、初心者にも扱いやすい特性を持ちながら、カスタマイズによって高い走行性能を引き出せる点が評価されています。
一方で、いくつかの改善点も指摘されています。例えば、箱へのセロテープの貼り方に関する不満や、ホイールだけが欲しいという意見も見られました。これらは製品自体の性能というよりは、パッケージングや販売方法に関する指摘です。
また、レビューの中には、初めてミニ四駆を組み立てる人からのコメントも見られ、組み立ての難易度が適切で挫折せずに完成させられたという声もありました。工具を使った細かい作業が好きな人にとっては、エレグリッターの組み立てプロセス自体が楽しいという評価もあります。
総合的に見ると、エレグリッターは見た目の良さだけでなく、実用的な走行性能も兼ね備えたバランスの良いマシンとして評価されています。特に、「飾っておきたくなるほどカッコいい」「実際に走らせても楽しい」という両面での評価が高く、ミニ四駆の醍醐味を十分に味わえるマシンと言えるでしょう。

まとめ:ミニ四駆エレグリッターは見た目と走行性能を両立した魅力的なマシン
最後に記事のポイントをまとめます。
- エレグリッターは2021年8月に発売された根津孝太氏デザインのミニ四駆で、商品番号18100
- 近未来のオープントップフォーミュラレーサーをイメージした洗練されたデザインが特徴
- 全長158mm、全幅98mm、全高40mmのワイドでローフォルムなボディシルエット
- VZシャーシを採用し、小回り性能と軽量化を両立している
- ライトブルーの小径ローハイトホイールは2層構造で印象を変えられる独自デザイン
- 前後フェンダーは脱着式で、軽量化と大径タイヤの装着も可能
- SFムード満点のドライバー人形が付属し、全体的な未来感を演出
- 標準カラーはグレーだが、シルバーバージョンやくまモンバージョンも限定で発売
- 価格は900円前後でコストパフォーマンスに優れている
- アルミローラーやFRPパーツなどの追加でさらなる走行性能の向上が可能
- 塗装カスタマイズではシルバーが特に人気で、メカニカルな印象を強調できる
- ユーザーレビューでは見た目の良さと走行性能のバランスが高評価