ミニ四駆を購入したものの、公式コースは高価で場所も取る…そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、ダイソーなどの100均で手に入る材料を使えば、驚くほど安価にミニ四駆コースを自作できるんです。プラスチックダンボール(プラダン)やグルーガンといった身近な材料で、本格的なコースを作っている方が続出しています。
この記事では、インターネット上に散らばる自作コースの情報を収集し、実際に作成した方々の知見をもとに、ダイソー商品を活用したミニ四駆コースの作り方を詳しく解説します。材料選びから制作のコツ、さらには公式コースとの比較まで、これからコース作りに挑戦する方に役立つ情報を網羅的にお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ ダイソーのプラダンとグルーガンで1000円以下からコース制作が可能 |
| ✓ 公式コースの寸法(幅15cm・壁高5cm)を参考にすれば本格的な走行ができる |
| ✓ 立体交差やレーンチェンジなど拡張も自由自在 |
| ✓ 軽量で収納しやすく、公式コースの約10分の1のコストで実現 |
ダイソーでミニ四駆コースを自作するなら揃えたい材料と総費用
- プラダンが自作コースの最適素材である理由
- グルーガンとテープ類で接着力を確保する方法
- 総費用は350円~1000円程度に収まる現実
プラダンが自作コースの最適素材である理由
ミニ四駆コースの自作において、プラスチックダンボール(プラダン)が圧倒的に支持されている素材です。ダイソーでは養生用プラダンとして販売されており、サイズや価格は店舗によって異なりますが、一般的には以下のような特徴があります。
📦 プラダンの主な特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 価格 | 1枚あたり178円~308円程度 |
| サイズ | 900×1800mm前後が主流 |
| 厚さ | 2.5~4mm程度 |
| 加工性 | カッターやハサミで切断可能 |
| 強度 | ミニ四駆の走行に十分耐えられる |
段ボールでも制作は可能ですが、強度不足で何度も走行させると歪みやすいという欠点があります。一方、プラダンは適度な剛性を持ちながら軽量で、曲げやすさと強度のバランスが優れています。
ホームセンター・ホームズが安くておすすめですが、どこのホームセンターでも必ずあります(コーナンは少し高めです)。アイリスオーヤマのプラダンは、ベッドくらいの大きさがあるのに178円でほんとにおすすめ!
ホームセンターではダイソーよりさらに大判のプラダンが手に入る場合もありますが、手軽さを考えるとダイソーで十分でしょう。基本的なオーバルコースなら2枚あれば制作可能です。
グルーガンとテープ類で接着力を確保する方法
プラダンを切り出した後の接着には、ダイソーのグルーガンと養生テープの組み合わせが効果的です。多くの制作者が実際に使用している組み合わせを紹介します。
🔧 推奨される接着材料
| 材料 | 価格(ダイソー) | 用途 |
|---|---|---|
| グルーガン本体 | 200円~220円 | プラダン同士の接着 |
| グルースティック | 100円~110円 | グルーガン用の接着剤 |
| 養生テープ | 100円~110円 | 仮留めと補強 |
グルーガンは速乾性が高く、間違えても剥がしやすいという利点があります。ただし、ダイソーのグルーガンには注意点もあります。
グルーガンがかなり良い仕事してくれます‼︎ちょっと間違っても、ぐいっと剥がせばキレーに剥がせます
一方で、コードが1メートルと短いため延長コードが必要になる場合が多いようです。また、グルースティックは思った以上に消費が早いため、複数本購入しておくと安心です。
最終的な補強には養生テープを使い、特にカーブ部分は遠心力がかかるため念入りに補強することが推奨されています。
総費用は350円~1000円程度に収まる現実
実際にダイソー商品を中心に材料を揃えた場合の総費用を見てみましょう。
💰 材料費の内訳例
| パターン | 内容 | 総費用 |
|---|---|---|
| 最小構成 | プラダン2枚のみ(テープ類は家にあるもの使用) | 約350円 |
| 標準構成 | プラダン2枚+養生テープ+グルーガン+スティック | 約600円~800円 |
| 充実構成 | プラダン3枚+各種テープ+グルーガン+スティック複数 | 約1000円 |
公式のミニ四駆コースは最も安価なもので6000円以上、立体レーンチェンジ付きのものでは8000円を超えます。それと比較すると、自作コースは約10分の1のコストで実現可能です。
た、高い…ミニ四駆は割引の300円で買ったというのに…300円を走らせるために6000円!
ただし、ホームセンターでプラダンを購入する場合は、1枚199円程度とさらに安価な場合もあります。近隣の店舗を比較してみるのも良いでしょう。
ダイソー材料を使ったミニ四駆コース自作の具体的な手順とコツ
- 公式コースの寸法を参考にした設計が成功の鍵
- カーブ部分の作り方が仕上がりを左右する
- 立体交差やレーンチェンジは段階的に挑戦すべき
- まとめ:ダイソーでミニ四駆コースを自作するポイント
公式コースの寸法を参考にした設計が成功の鍵
ミニ四駆コースを自作する際、公式コースの寸法を参考にすることで失敗を防げます。タミヤの公式サイトには設計図がダウンロードできるページもあり、これを活用している制作者が多数います。
📏 公式コース規格の基本寸法
| 項目 | 寸法 | 備考 |
|---|---|---|
| コース幅 | 15cm | レーン1本あたり |
| 壁の高さ | 5cm | ミニ四駆の飛び出し防止 |
| 2レーンの場合 | 30cm+壁厚 | 内側・外側コース+中央の壁 |
| 3レーンの場合 | 45cm+壁厚 | さらに広いスペースが必要 |
多くの制作者は余裕を持って12cm幅で作成しているようです。狭すぎるとマシンが詰まり、広すぎると走行ラインが定まらなくなります。
公式コースは15センチ幅と決まっているので、15センチの紙か紐であたりを取る方法です。
壁は5cm幅で切り出し、プラダン1枚から長辺を切り出すと効率的です。900×1800mmのプラダンなら、長辺方向に5cm幅で切れば、1枚から複数の壁材が取れます。
🛠 制作の基本手順
- プラダン1枚をコースの土台(床面)として使用
- もう1枚を5cm幅で切り出して壁材を作成
- 土台に設計図を描く
- 壁材をグルーガンと養生テープで固定
設計図を描く際は、マジックペンで直接プラダンに線を引く方法が一般的です。消せるペンでも良いですが、作業中に消えてしまう可能性もあるため、下書きは慎重に行いましょう。
カーブ部分の作り方が仕上がりを左右する
直線部分は比較的簡単ですが、カーブの作成が自作コースの難関です。きれいな曲線を描くために、簡易コンパスを自作する方法が広く実践されています。
🎨 カーブを描く手順
| ステップ | 作業内容 |
|---|---|
| ① 中心点の決定 | プラダンの長さを測り、中央に印をつける |
| ② 紐の準備 | プラダン半分の長さにカットした紐を用意 |
| ③ コンパスの中心設定 | 紐の端を中心点に固定 |
| ④ 曲線を描く | もう一方の端にペンを括り付けて円を描く |
この方法なら、道具を買い足すことなく正確な曲線が描けます。ただし、内側のカーブについては、より簡単な方法もあります。
内側のコースも、コンパスを作れば簡単に設計図が描けますが、もっと簡単な方法があります。公式コースは15センチ幅と決まっているので、15センチの紙か紐であたりを取る方法です。
15cm幅の紙を使って、外側のカーブから内側に向かって等間隔でマーキングしていけば、設計図を引かなくても壁の位置が決まります。この方法の方が線がぶれにくく、きれいに仕上がるかもしれません。
⚠ カーブ部分の注意点
- 遠心力がかかるため補強は念入りに
- グルーガンだけでなく養生テープも重ね貼り
- カーブが急すぎるとコースアウトの原因に
- 初めは緩やかなカーブから試す
立体交差やレーンチェンジは段階的に挑戦すべき
基本的なオーバルコースができたら、立体交差やレーンチェンジにも挑戦できます。ただし、これらは難易度が高く、初心者はまず平面コースで経験を積むことをおすすめします。
🏗 立体要素を作る際のポイント
| 要素 | 難易度 | 必要な材料 |
|---|---|---|
| スロープ | ★★☆ | プラダン追加1枚、支え用の台 |
| レーンチェンジ | ★★★ | プラダン追加、透明カバーなど |
| 立体交差 | ★★★★ | 複数のプラダン、しっかりした支柱 |
レーンチェンジ部分は、マシンの飛び出しを防ぐ透明カバーがあると安全です。ダイソーでは適当な透明プラスチック板が見つからない場合もあるため、代替案として段ボールで覆う方法もあります。
交差するとこ難しかった。後から思いついたけど交差するとこはこれを組み合わせるのが正解かも?
立体交差は上を通るコースと下を通るコースの高さ調整が最も難しいポイントです。ダイソーで売られているメッシュケースやジョイントマットを台として活用すると、安定感が増すという情報もあります。
セリア(100均)で販売されている『メッシュケース』を、コースを浮かせた時の台として活用すると、安定感が増すのでおすすめです。
最初はシンプルなオーバルコースから始め、慣れてきたら徐々に拡張していくアプローチが失敗を減らすコツです。
まとめ:ダイソーでミニ四駆コースを自作するポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- プラダン2~3枚とグルーガン、養生テープがあれば基本的なコースが作れる
- 総費用は350円~1000円程度で、公式コースの約10分の1のコスト
- 公式コース規格(幅15cm、壁高5cm)を参考にすると本格的な走行が可能
- 壁は5cm幅で切り出し、1枚のプラダンから複数本取れる
- カーブは紐を使った簡易コンパスで正確に描ける
- 内側カーブは15cm幅の紙でマーキングする方法が簡単
- グルーガンは速乾性が高く修正しやすいが、コードが短いため延長コードが必要
- カーブ部分は遠心力がかかるため念入りに補強する
- 立体交差やレーンチェンジは難易度が高いため段階的に挑戦すべき
- 軽量で収納しやすく、分解も可能なため公式コースより取り回しが良い
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 簡単‼︎ミニ四駆のコースが自作で、プチプラ(¥1000以下)で出来ます‼︎ | ふくろうのブログ
- 誰でも簡単!350円でミニ四駆のコースを自作しよう!
- ミニ四駆のコースを手作りしてみた | 子育て記録の共有〜三兄弟の成長〜
- 【遊び】1500円で自作するミニ四駆コースに挑戦! – ハリマくんの家
- 材料費1000円!親子で自作ミニ四駆コースを作って遊ぼう – タイログ
- 100均の材料で作れる?人気の「ミニ四駆コース」・おすすめランキング5選
- 【パチ四駆】ダイソーさんのポケットカーで遊ぼう! – おっさんがはじめるMini4WD
- 懐かしい!!ミニ四駆のサーキットコースを自宅に設置!親子で楽しんだミニ四駆♪ | コノトキロク
- 【ミニ四駆】100円ショップの商品でコース作ってみた【ダイソー】 – YouTube
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