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B-MAXレギュレーションでミニ四駆を始める人が知っておくべき基本ルールと勝つためのポイント‼️

B-MAXレギュレーションでミニ四駆を始める人が知っておくべき基本ルールと勝つためのポイント‼️
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 また当サイトでは、インターネット上に散らばるさまざまな情報を収集し、AIを活用しながら要約・編集を行い、独自の切り口で見解を交えながらわかりやすい形でお届けしています。参考や引用させて頂いたサイトはページ下部にまとめて記載させて頂いておりますので、そちらもご確認ください。

ミニ四駆を始めたいけど、上級者の複雑な改造マシンについていけない…そんな悩みを抱えている方に朗報です。B-MAX(Basic-MAX GP)レギュレーションは、パーツの無加工ポン付けが基本という初心者に優しいルールで、誰でも気軽にレースを楽しめる画期的な規則として注目を集めています。横浜のFORCE LABOで考案されたこのレギュレーションは、現在全国各地で大会が開催され、ミニ四駆界隈に新しい風を吹き込んでいます。

本記事では、B-MAXレギュレーションの詳細なルール内容から、実際にマシンを組み立てる際のポイント、さらには勝つための戦略まで、初心者から中級者まで役立つ情報を網羅的に解説します。タミヤの公式レギュレーションとの違いや、他の無加工レギュレーション(GTアドバンス、ストッククラス)との比較も含め、これからB-MAXに挑戦したい方が知っておくべき情報をすべてお届けします。

この記事のポイント
✓ B-MAXレギュレーションの基本ルールと禁止事項を完全理解できる
✓ プラボディ限定やマスダンパー制限など独自ルールの理由がわかる
✓ 初心者でも組み立てられるマシン構成と必要パーツがわかる
✓ 速いマシンを作るための具体的なセッティングポイントを習得できる
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B-MAXレギュレーションとミニ四駆の基本ルール解説

  1. B-MAXレギュレーションの目的は初心者の参入障壁を下げること
  2. タミヤ公式レギュレーションとの違いはパーツ加工の制限にある
  3. Ver.3.0で肉抜き加工が可能になり表現の幅が広がった
  4. 他の無加工レギュレーションとの比較でB-MAXの特徴を理解する

B-MAXレギュレーションの目的は初心者の参入障壁を下げること

【改造/セッティング】B-MAXレギュレーションの目的は初心者の参入障壁を下げること

B-MAX GP(Basic-MAX GP)は、近年複雑化したミニ四駆の改造技術が初心者や復帰組の大きな障壁となっている現状を改善するために生まれたレギュレーションです。

現代のミニ四駆レースでは、提灯やヒクオといった高度な制振ギミックの搭載が当たり前となり、複雑なパーツ加工が必須となっています。この状況は、初心者が気軽に参加できる環境とは言い難く、ミニ四駆人口の減少につながっているという指摘もあります。

Basic-MAX GPでは、株式会社タミヤが発売するミニ四駆を通じてミニ四駆レース競技を楽しんでいただくために競技規則が設けられています。これは競技車、競技コース、競技内容(競技の方法やマナー)を世界中で年齢や性別の区別なく公平なものとし、同じ条件で競い合えるようにするものです。

出典:Basic-MAX GP 競技会規則(ver3.0)

🎯 B-MAXレギュレーションが重視する3つの理念

理念具体的内容
フェアプレイ精神年齢や性別、技術レベルに関係なく公平な条件で競える環境づくり
基礎技術の向上複雑な加工に頼らず、セッティングや調整で速さを追求する
参入障壁の低減市販パーツの組み合わせだけで戦えるシンプルな改造ルール

このレギュレーションの名称にある「B」は「Basic(基本)」を意味しており、ミニ四駆の基本に立ち返って楽しむというコンセプトが込められています。上級者にとっても、駆動調整やモーター管理といった基礎技術を見直す良い機会になると評価されています。

タミヤ公式レギュレーションとの違いはパーツ加工の制限にある

【改造/セッティング】タミヤ公式レギュレーションとの違いはパーツ加工の制限にある

B-MAXレギュレーションは、タミヤの公式レギュレーションに追加の制限を設けた形式になっています。基本的な車体寸法やモーター、電池の規定はタミヤ公式に準拠しつつ、パーツの加工に関して厳格な制限を設けているのが最大の特徴です。

📋 B-MAX独自の主要な制限事項

ボディ関連

  • プラスティック製ボディのみ使用可能(ポリカーボネート、PET製は禁止)
  • ボディキャッチによる固定が必須
  • ボディの分割は禁止

シャーシ加工

  • 標準ビス穴の2mm拡張のみ許可
  • 皿ビス加工は全てのビス穴で可能
  • シャーシの肉抜きや切断は禁止
  • シャーシの逆転使用は禁止

マスダンパー

  • 形状加工は禁止
  • 可動は固定ビスによる上下運動のみ
  • 提灯、ヒクオ、ノリオなどのスイング系ギミックは使用禁止
  • ボールリンクマスダンパーは例外的に可能(ただし車軸を跨ぐ設置は禁止)

タイヤ・ホイール

  • タイヤの加工は禁止(ペラタイヤ不可)
  • ホイールの車軸用穴の貫通のみ可能
  • 同一サイズのタイヤとホイールの組み合わせのみ

ローラー

  • ローラーの加工禁止
  • 個数やサイズはタミヤレギュに準拠
  • 長期使用による直径変化が1mm以上の場合は加工とみなす

プレート類

  • 皿ビス加工とエッジのテーパー加工のみ許可
  • 複数プレートの接着は可能
  • 瞬間接着剤による浸透強化は可能

その他禁止事項

  • ミニ四駆キャッチャーの加工使用禁止
  • ランナーや端材の使用禁止
  • モーター分解パーツの使用禁止
  • ギヤの加工禁止

一方で、モーターの慣らしや電池の育成は認められており、この部分での工夫は可能です。ただし、あまりに速いモーターを使用すると、加工制限によりマシンの限界性能が低いため制御が難しくなるというジレンマがあります。


Ver.3.0で肉抜き加工が可能になり表現の幅が広がった

【改造/セッティング】Ver.3.0で肉抜き加工が可能になり表現の幅が広がった

2023年にB-MAXレギュレーションがVer.3.0にアップデートされ、プラボディの肉抜き加工が解禁されました。これは昔のミニ四駆を知る世代には懐かしい改造手法であり、レギュレーションに新たな楽しみ方が加わったと言えます。

🔧 Ver.3.0での主な変更点

変更内容詳細
ボディの肉抜き許可ボディの原型がわかる範囲での肉抜きとメッシュの貼付けが可能に
アニマル搭載の自由度向上キャノピー部分の切り抜き・取り外しが可能に(アニマルのカスタマイズも可)
より明確なルール表現干渉部分の切断範囲を「3mm以内」と具体的に規定

Ver.2.0からVer.3.0への変更では、これまでシャーシやプレートとの干渉部分しか加工できなかったプラボディが、軽量化やデザイン性を高める目的での肉抜きが可能になりました。ただし、原型が分からなくなるような過度な肉抜きは違反とされており、常識的な範囲での加工が求められます。

また、肉抜きされた箇所が破損したボディの使用も禁止されています。これは尖った部分がレーサーやマーシャル(運営スタッフ)の怪我につながる可能性があるためです。安全面への配慮も重要なポイントとなっています。

Ver.2.0からの変更点としては、他にも以下のような改訂がありました:

  • ローラーの加工禁止の明確化:長期使用による直径変化が1mm以上の場合は加工とみなす基準が追加
  • ミニ四駆キャッチャー加工の全面禁止:以前は一部使われていたキャッチャー加工が完全に禁止に
  • 皿ビス加工の範囲拡大:車体底面からビス頭が見える箇所以外でも皿ビス加工が可能に

他の無加工レギュレーションとの比較でB-MAXの特徴を理解する

【改造/セッティング】他の無加工レギュレーションとの比較でB-MAXの特徴を理解する

近年、B-MAXの人気を受けて、他にも無加工改造を基本とするレギュレーションが登場しています。2025年時点では主に3種類の無加工レギュレーションが存在しており、それぞれに特徴があります。

🏁 3つの無加工レギュレーション比較表

項目B-MAXGPGTアドバンスストッククラス
ボディプラボディのみプラボディ(制限あり)自由(ポリカも可)
モーター自由LDモーターまで自由
ローラー自由プラローラーのみ自由
ローラー個数自由8個まで自由
プレート自由FRPのみ自由
ベアリング自由使用禁止自由
提灯系禁止(吊り下げマスダン不可)規定により異なる規定により異なる

💡 各レギュレーションの特徴

B-MAXGP

  • プラボディ限定だが、それ以外はあまり縛りがない
  • モーターやベアリングは自由に選択可能
  • 提灯などの吊り下げ式マスダンパーは使用不可
  • 最もバランスが取れており、初心者から中級者まで幅広く楽しめる

GTアドバンス

  • ベアリング類の使用禁止という大きな制限
  • モーターもLDモーター(ローダッシュ)までという制限
  • ローラーはプラローラーのみ、8個まで
  • 最も制限が厳しく、予算を抑えて参加できる

ストッククラス

  • 2025年にタミヤ公式から発表された新クラス
  • ポリカボディも使用可能
  • 基本的にパーツのポン付けが原則
  • B-MAXとの大きな違いはポリカボディの使用可否

一般的には、GTアドバンス → B-MAXGP → ストッククラスの順で制限が緩くなっていると言えます。B-MAXGPは中間的な位置づけで、初心者でも取り組みやすく、かつ工夫の余地も残されているバランスの良いレギュレーションと評価されています。


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B-MAXでミニ四駆を速く走らせるためのマシン製作とセッティング術

【改造/セッティング】他の無加工レギュレーションとの比較でB-MAXの特徴を理解する
  1. おすすめシャーシはVZ・MA・FM-Aの3種類
  2. プラボディの重量とフィッティングが速さを左右する
  3. ブレーキセッティングは強すぎず弱すぎずのバランスが重要
  4. マスダンパーの配置はFRPとカーボンを使い分ける
  5. トレッド幅の選択でロール制御が変わる
  6. まとめ:B-MAXレギュレーションでミニ四駆を楽しむポイント

おすすめシャーシはVZ・MA・FM-Aの3種類

【改造/セッティング】おすすめシャーシはVZ・MA・FM-Aの3種類

B-MAXマシンを組む際、シャーシ選びは非常に重要です。無加工が基本のレギュレーションでは、シャーシ自体の性能が速さに直結するため、初めから完成度の高いシャーシを選ぶことが勝利への近道になります。

🏎️ B-MAXにおすすめのシャーシ比較

シャーシタイプおすすめポイントデメリット
VZシャーシ両軸最新シャーシで駆動が優秀、軽量、バンパーレス可能発売が新しいため在庫が不安定な場合も
MAシャーシ両軸説明書通りで速い、改造の幅が広い、初心者向けシャーシがやや重め
FM-Aシャーシ片軸(フロント)フロントモーターによる安定性、ジャンプ姿勢が良好フロント提灯が組みにくい

VZシャーシの特徴

2024年に登場した最新のVZシャーシは、B-MAXマシンとして最もおすすめできるシャーシです。その理由は以下の通りです:

  • シャーシの軽さ:元から軽量なため、GUPをポン付けしても全体重量を抑えられる
  • 素組み状態での駆動の良さ:細かな調整なしでも優れた駆動性能を発揮
  • バンパーレスの容易さ:前後のバンパーを簡単に外せる構造

軽いマシンほど速度を出しやすく、B-MAXでは改造が限られるため、初めから軽いシャーシの方が有利になります。

MAシャーシの特徴

10年以上前に登場したシャーシですが、今でも人気が高い理由があります:

  • 初心者向けの設計:説明書通りに組むだけで速く走る
  • プロペラシャフト不要:両軸モーター直結のため駆動ロスが少ない
  • 改造の幅が広い:様々なセッティングに対応できる拡張性

デメリットとしては、シャーシの剛性確保のため重量がやや重めな点が挙げられます。GUPを追加していくとさらに重くなるため、この点は注意が必要です。

FM-Aシャーシの特徴

フロントモーター配置という特徴的なシャーシです:

  • 重心位置の良さ:フロントにモーターがあるため、ジャンプ時の姿勢が安定
  • 立体コースでの優位性:マシンの安定性が他のシャーシとの差別化ポイント
  • ワンタッチモーター交換:後発シャーシならではの完成度の高さ

ただし、フロントモーターのためフロント提灯などの一部改造には制約があります。

プラボディの重量とフィッティングが速さを左右する

【改造/セッティング】プラボディの重量とフィッティングが速さを左右する

B-MAXレギュレーションではプラボディの使用が必須です。多くのミニ四駆レーサーがポリカボディに慣れているため、プラボディの扱いに不慣れな方も多いかもしれません。しかし、プラボディならではの利点を活かすことで、B-MAXマシンの性能を引き出すことができます。

🎨 プラボディ活用の重要ポイント

重量の差を理解する プラボディは種類によって重量が大きく異なります。軽いもので約7g、重いもので22g程度と、3倍以上の差があります。この重量差は走行性能に大きく影響するため、ボディ選びは慎重に行う必要があります。

ボディでパーツを固定できる利点 ポリカボディと違い、プラボディはしっかりボディキャッチで固定されます。この特性を活かして、ギアカバーの脱落防止などに利用できます。

「片軸で速度上げたらギアカバー外れるけど、無加工だからカバー抑えられない」と悩んでいる人がいたそうです。でも、ボディ固定できるのにカバー固定できないってあり得ないと感じています。

出典:【ミニ四駆】B-MAXレースで勝つためのポイント

多くのレーサーがポリカボディ+提灯の組み合わせに慣れすぎて、プラボディの固定力を活かすという発想に至らないケースが多いようです。これはB-MAXならではの工夫の余地と言えます。

📝 プラボディ選択時のチェックリスト

チェック項目確認ポイント
重量できるだけ軽量なボディを選ぶ(10g以下が理想)
空力性能ダウンフォースが生まれやすい形状か
シャーシとの相性選んだシャーシにフィッティングするか
干渉部分マスダンパーやプレートとの干渉箇所を確認
デザイン自分の好きなデザインであること(モチベーション重視)

プラボディの難しさとしては、重心が高くなることや、シャーシごとのフィッティング問題があります。例えば、特定のボディを特定のシャーシに載せようとしても、どうしても載らないケースもあります。そのため、事前にフィッティングを確認するか、汎用性の高いボディを選ぶことをおすすめします。


ブレーキセッティングは強すぎず弱すぎずのバランスが重要

【改造/セッティング】ブレーキセッティングは強すぎず弱すぎずのバランスが重要

B-MAXレギュレーションでは提灯などの高度な制振ギミックが使えないため、ブレーキセッティングの重要性が増します。しかし、ただ強いブレーキをかければ良いわけではありません。

⚖️ ブレーキセッティングの考え方

B-MAXマシンで陥りやすいジレンマがあります:

  1. マシンの速度を上げる
  2. 速度に対応するため、強いブレーキが必要になる
  3. 「超スピード→強ブレーキ」の繰り返しでバランスを崩しやすい
  4. コースアウトやタイムロスにつながる

このサイクルに陥ると、速度は出ているのに完走できない、あるいはタイムが伸びないという状況になります。

💡 理想的なブレーキセッティングの考え方

より効果的なアプローチは、少し速度を抑えてでも、ブレーキをそこまで強くかけずに済むセッティングにすることです:

  • ブレーキ面積を大きく取れるステーを使用
  • ブレーキが面で当たるような角度調整
  • ローラーのビスがブレーキより先に地面に着かないよう調整

特に最後のポイントは見落としがちです。ローラーのビスが地面に接触すると、そのビスを軸にマシンが傾き、ジャンプ時の姿勢が不安定になります。

🔧 ブレーキステーの設置例

設置箇所使用パーツ例ポイント
リアレーザーミニ四駆ブレーキプレート角度が絶妙で面でブレーキが当たる
フロントARシャーシ蛍光カラーブレーキ既存Aパーツで加工不要
スペーサー6.7mmスペーサープレート間に挟んで高さ調整

ブレーキスポンジの下にミニ四駆マルチテープを先に貼っておくと、メンテナンス時にスポンジを剥がしやすくなるという工夫も有効です。

一般的には、TAタイム(タイムアタック)に傾倒してガンガンにスピードを出す走り方もあれば、一発の速度より全体の安定感を重視してじわじわと攻める走り方もあります。どちらが正解というわけではなく、自分の走らせ方やコースの特性に合わせて選択することが重要です。

マスダンパーの配置はFRPとカーボンを使い分ける

【改造/セッティング】マスダンパーの配置はFRPとカーボンを使い分ける

B-MAXレギュレーションでは、マスダンパーは固定されたビスによる上下運動のみが許可されています。提灯やヒクオといった吊り下げ式の制振ギミックは使用できませんが、置きマスダンパーとボールリンクマスダンパーでも十分な制振効果を得ることは可能です。

🔩 マスダンパー設置の基本ルール

許可事項禁止事項
固定ビスによる上下運動提灯、ヒクオ、ノリオなどの吊り下げ式
プレート下方への吊り下げ配置マスダンパーの形状加工
ボールリンクマスダンパーマスダンパー穴の拡張(5mm以上は加工とみなす)
マスダンパーへの着色車軸を跨ぐボールリンクの設置
マルチテープによる接合

🎯 FRPとカーボンの使い分けが鍵

多くのレーサーがカーボンプレートを高性能だと考えていますが、実はFRPとカーボンの重量差はわずかです:

  • FRP:約2.17g
  • カーボン:約1.95g
  • 2枚でも0.44g程度の差

重要なのは重量ではなく**「硬さ」の違い**です:

FRPの特性

  • しなりやすい
  • マスダンパーの可動域を広げたい場合に有効
  • 制振効果を高めたい箇所に使用

カーボンの特性

  • 強度が高く壊れにくい
  • 反動を嫌う場合に選択
  • 剛性が必要な箇所に使用

この特性を理解して使い分けることで、置きマスダンパーでも効果的な制振セッティングが可能になります。例えば、リアの引っ掛かり防止ステーにはFRPを使ってしなりを活かし、サイドやフロントのメインプレートにはカーボンを使って剛性を確保するといった組み合わせが考えられます。

📍 マスダンパー配置の実例

B-MAXマシンでよく見られる配置パターン:

  1. リア下部:引っ掛かり防止ステーにスリムマスダンパー
  2. サイド:カーボンサイドステーにアジャストマスダンパー
  3. フロント上部:スタビプレートにマスダンパー

重要なのは、マスダンパーが脱落しないようにしっかり固定することです。走行中にマスダンパーやボールリンクが脱落した場合は失格となるため、確実な取り付けが求められます。


トレッド幅の選択でロール制御が変わる

【改造/セッティング】トレッド幅の選択でロール制御が変わる

ミニ四駆には軸が長いワイドトレッドホイールと、軸が短いナローホイールが存在します。オープンマシンではトレッド幅を詰める(ナロー化する)レーサーが多いですが、その理由を理解している方は意外と少ないかもしれません。

🔍 トレッド幅に関する2つの理論

トレッド幅の違いについては、主に2つの説があります:

① デザイン重視説

フルカウルミニ四駆などで、リアタイヤをナローなトレッドで組むとボディとタイヤ幅が合わずカッコ悪くなります。キット付属のホイール形状は、ボディデザインに合わせて選ばれているという考え方です。

② ロール制御説

トレッドが広いとコーナーリング時のロールを抑えて安定するという理論です。特にVZシャーシのような捻れに対して柔軟なシャーシでは、ワイドトレッドがロール制御に効果的である可能性があります。

ただし、ネオVQSアドバンスドパックが前後とも狭いトレッドを採用している点を考えると、単純にどちらかの理論だけでは説明できない複雑な要素があるようです。

⚙️ トレッド幅による違い

トレッド特徴向いているシチュエーション
ワイドロール制御に有利、安定性重視コーナーが多いコース、柔軟なシャーシ
ナロー軽量、旋回性能ストレートメイン、剛性の高いシャーシ

B-MAXマシンでは、あえてワイドトレッドを試してみるのも面白い実験になります。無加工レギュレーションだからこそ、こうした基本的な要素の違いを確かめる良い機会となります。

他にも、大径ナローで軸が全部長いホイール、X系の軸が極端に短いホイールなど、様々なバリエーションがあります。どういう変化があるのかをB-MAXマシンで検証しておくことは、今後オープンマシンを作る際にも役立つ知識となるでしょう。

まとめ:B-MAXレギュレーションでミニ四駆を楽しむポイント

【改造/セッティング】まとめ:B-MAXレギュレーションでミニ四駆を楽しむポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. B-MAXレギュレーションは初心者の参入障壁を下げるために考案された準ポン付けルールである
  2. タミヤ公式レギュレーションに追加制限を設け、パーツの加工を最小限に抑えている
  3. プラボディ限定、提灯系ギミック禁止、タイヤ加工禁止が主な独自ルールである
  4. Ver.3.0でボディの肉抜き加工が解禁され、表現の幅が広がった
  5. GTアドバンスやストッククラスと比較すると、B-MAXは中間的なバランスの良いレギュレーションである
  6. おすすめシャーシはVZ・MA・FM-Aで、それぞれに特徴がある
  7. プラボディの重量差は最大3倍以上あり、選択が速さに直結する
  8. ブレーキは強すぎず弱すぎずのバランスが重要で、面で当たる角度調整が効果的である
  9. FRPとカーボンは重量差より硬さの違いが重要で、用途に応じて使い分ける
  10. トレッド幅の選択はロール制御に影響する可能性があり、実験する価値がある
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記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

VZシャーシでB-MAXマシンを実際に作ってみよう~B-MAX part4~ – ホビースペース エリア51

Basic-MAX GP 競技会規則(ver3.0) | Basic-MAX GP 実行委員会

【B-MAXレギュレーション】初心者向けのルール|Ver.3.0では肉抜きも可能に | ムーチョのミニ四駆ブログ

【ミニ四駆】B-MAXレギュレーションって何??MAシャーシのB-MAXマシンをご紹介☆ | リオンチャンネル〜大人の遊び場〜

Basic-MAX GP 競技会規則 (ver2.1) | Basic-MAX GP 実行委員会

【ミニ四駆】B-MAXレースで勝つためのポイント : サブカル”ダディ”ガッテム日記

【ミニ四駆】作家だってBasic-MAX GP用のマシンを作りたい!!【B-MAX】|西山暁之亮

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