ミニ四駆のB-MAX大会で優勝したい!でもどんなマシンを作ればいいの?そんな疑問を持つミニ四駆ファンは多いはずです。B-MAX(Basic-MAX)は「部品を切ったり削ったりするのを禁止した通常改造杯」として人気のレギュレーションですが、優勝するためには知っておくべきポイントがいくつもあります。
独自調査の結果、B-MAX優勝マシンには共通の特徴があることがわかりました。マシンの選択から各パーツのセッティング、モーターの扱いまで、細部にこだわった丁寧な組み立てが勝利の鍵を握ります。この記事では、実際にB-MAX大会で優勝したマシンの情報や、各シャーシ別のセッティングポイントを詳しく解説していきます。
記事のポイント!
- B-MAX大会で優勝するためのマシン選びとセッティングの基本
- 各シャーシ(VZ、MA、FM-Aなど)ごとの特徴と優勝するための調整方法
- B-MAXレギュレーションの理解と正しい解釈方法
- モーター選びからブレーキ配置まで優勝マシンの具体的な構成例

ミニ四駆のB-MAX大会で優勝するためのマシン選びとセッティング
- B-MAX大会の優勝マシンは丁寧な基本セッティングが重要
- B-MAXレギュレーションの理解はギヤの位置出しなど細部に注意が必要
- B-MAX優勝マシンのモーター選びは開けポンでも勝機あり
- B-MAX大会で勝つためのローラー配置は二段ローラーが効果的
- B-MAXマシンのタイヤ選びはコース特性に合わせた選択が重要
- B-MAX優勝のカギとなるブレーキセッティングはフロント・リヤで差をつける
B-MAX大会の優勝マシンは丁寧な基本セッティングが重要
B-MAX大会で優勝するためには、何よりも基本に忠実なセッティングと丁寧な製作が重要です。独自調査の結果、実際にB-MAX店舗大会で優勝した西山暁之亮氏のマシンは、基本を大切にしたセッティングが特徴でした。
「基本を大切にをモットーにセッティングして、丁寧に作ったら優勝できました」と西山氏は述べています。特別な裏技や極端な改造ではなく、各パーツの配置や組み合わせを慎重に考え、丁寧に組み立てることが優勝への近道となります。
興味深いのは、優勝したマシンのモーターが「開けポン」(特別な調整なし)だったという点です。これは、特殊な改造やモーター選別よりも、全体のバランスと基本セッティングの方が重要であることを示しています。
マシン全体のバランスを考えると、重量配分は「リヤ<フロント<中心」とすることで安定性が向上するようです。また、コーナリングの安定性を高めるためにローラー配置にも工夫がなされていました。
何より大切なのは、自分のマシンの特性を理解し、各パーツの役割を正確に把握すること。これによって、コースアウト率を下げ、安定した走りを実現できるのです。
B-MAXレギュレーションの理解はギヤの位置出しなど細部に注意が必要
B-MAXレギュレーションは一見シンプルに見えますが、その解釈には注意が必要です。独自調査によると、B-MAXは「Basic-MAX」の略で、「部品を切ったり削ったりするのを禁止した通常改造杯」というコンセプトが基本です。
しかし、注目すべき点として「モーターや駆動系のレギュレーションはタミヤレギュレーションに準じる事」という規定があります。これにより、厳密には「ギヤの位置出し」などの調整が許容される場合があり、この点がレギュレーション解釈の混乱を招いているようです。
「タミヤレギュレーションには『ギヤの加工やタミヤ部品を駆動系に組み合わせることは可とする』というなっており、文字通り『ギヤの加工』がタミヤレギュでは可能」と指摘する声もあります。このような規定の解釈の違いが、ガチ勢と初心者の間の壁になっていることも事実です。
B-MAX大会に参加する際は、主催者側の具体的なレギュレーション解釈を事前に確認することをおすすめします。「皿ビスの使用可否」や「ブレーキプレートの取付方法」など、細かい点で失格とならないよう注意が必要です。
何よりも重要なのは、レギュレーションの趣旨である「シンプルな改造でのフェアな競争」という精神を尊重することでしょう。過度な裏技に頼るのではなく、基本的な組み立て技術と調整で勝負するのがB-MAXの本来の姿といえます。
B-MAX優勝マシンのモーター選びは開けポンでも勝機あり

B-MAX大会における勝負の分かれ目として、モーター選びはとても重要な要素です。しかし、興味深いことに実際に店舗大会で優勝したマシンでは「モーターは開けポンです」と報告されています。つまり、特別な選別や調整をせずに使用したモーターでも優勝できるということです。
一般的にガチ勢は「モーターの選別-彼らはダースでモーターをまとめ買いして回転数計測やトルクチェック、実走等を踏まえての選別をし、独自のモーター慣らしを踏まえて最高のモーターを仕上げます」といった徹底ぶりですが、B-MAX大会ではそこまでの手間をかけなくても勝機はあるようです。
B-MAXレギュレーションでは、基本的にハイパーダッシュやライトダッシュといったモーターが使用可能です。コースの特性に合わせたモーター選択が重要で、例えば「遅すぎても速すぎてもダメ」という絶妙なバランスが求められます。
モーターの性能とギア比の関係も重要です。「モーターパワーが弱いと遅い場合もあるかも知れません。その場合はギア比を3.7:1に落としたり、モーターをハイパーダッシュにに変更してみて下さい」というアドバイスもあります。
結局のところ、超高性能なモーターよりも、マシン全体のバランスや走行の安定性を重視したセッティングの方が重要だと言えるでしょう。特に初心者や中級者の場合は、モーター選別に時間をかけるよりも、基本的なセッティングを丁寧に行うことに集中した方が良い結果につながりやすいようです。
B-MAX大会で勝つためのローラー配置は二段ローラーが効果的
B-MAX大会での優勝を目指すなら、ローラー配置は特に注目すべきポイントです。独自調査によると、店舗大会で優勝したマシンでは「フロントは12-13ミリの二段ローラー」が採用されていました。さらに、「マシン右側はゴムリングのものを逆につけています。多分コレが優勝した最大の要因です」と報告されています。
この非対称なローラー配置には理由があります。「走らせているうちによくわかったのですが、このマシンはコーナーの時に右側へ高確率でリフトしていました。特にレーンチェンジでは顕著で、それ故にコースアウト率がかなり高かったです」という問題を解決するための工夫なのです。
リヤ部分にも同様の工夫がなされていました。「リヤの左側だけ厚い13ミリプラリンを装備。これはレーンチェンジ対策です。レーンチェンジの抜けでリヤの左側は乗り上げる確率が高いので、これで防いでいます」という配置になっています。
ローラーの材質や形状も重要で、「上段に2段低摩擦プラローラー、下段がアルミベアリングローラーを採用」といった組み合わせもおすすめされています。「これを装着するとコーナーのキレが上がる気がします」という効果も期待できるようです。
基本的には、自分のマシンの走行特性をしっかり観察し、どのタイミングでどのような問題が発生するかを把握することが大切です。その上で、ローラー配置を微調整することで、大幅な走行安定性の向上が見込めるでしょう。
B-MAXマシンのタイヤ選びはコース特性に合わせた選択が重要
B-MAX大会で優勝を目指すなら、タイヤ選びも重要な要素です。独自調査によると、マシンの特性とコース条件に合わせた適切なタイヤ選択が勝敗を分けることがあります。
優勝経験者のマシンでは「タイヤはリヤだけローフリクションローハイトタイヤ。ジャンプを低くするためです。フロントはスーパーハードタイヤです」という組み合わせが採用されていました。このように、フロントとリヤで異なるタイヤを使い分けることで、走行特性を最適化することができます。
タイヤ径の選択も重要なポイントです。「24ミリ小径ホイールと24ミリローフリクションタイヤを採用しています」という例があります。小径ホイールを選ぶ理由としては「重心が低くなり安定しやすいのと、オープンマシンが24ミリ前後で走らせてるんでマシンの挙動が分かりやすい」という利点があるようです。
タイヤの種類については「ローフリクションタイヤを選んでいる理由は、スーパーハードと比べた場合こっちの方が速かったのと、ジャンプセクションの飛距離や姿勢がこっちの方が好みでした」という報告もあります。
最終的には、「モーターの性能で最高速度が足りない場合は、26ミリのローハイトホイールを採用して、タイヤは、ローフリクションは手に入れにくいのでスーパーハードでも良い」といった柔軟な対応が必要です。コースの特性や自分のマシンの走行傾向を見極めて、最適なタイヤを選択することが大切です。
B-MAX優勝のカギとなるブレーキセッティングはフロント・リヤで差をつける
B-MAX大会で優勝するためには、ブレーキセッティングが非常に重要です。独自調査によると、ブレーキの取り付け位置や厚さ、材質などが走行安定性に大きく影響します。
優勝マシンの例では「接地型マスダンはリヤ<フロント<中心で重さを変えています。最初はリヤ=フロント<中心だったのですが、フロントをやや重くすると安定した」というセッティングが報告されています。このように、前後のバランスを微調整することで走行安定性が向上します。
ブレーキプレートの配置も重要で、「裏面はマルチ強化プレートを2枚使用してブレーキを貼れるようにしています。後ろ側のプレート下には1.5mmスペーサーを入れ、斜めブレーキになるようにしています」といった工夫が見られます。
材質の選択も重要で、「フロントブレーキ:ホワイト2mm、リヤブレーキ:ブルー2mm」といった具体的な組み合わせが勝利につながることもあります。ブレーキの材質によって制動力や耐久性が異なるため、コース特性に合わせた選択が必要です。
ブレーキの取り付け位置については、「2ミリブレーキを貼る位置は画像くらいの位置だとバンクスルーになると思います」といったノウハウも共有されています。バンクスルーとは、バンクセクションをスムーズに通過できる状態を指します。
ブレーキセッティングは非常に繊細で、数ミリの違いが大きな走行差を生み出します。自分のマシンの挙動をよく観察し、試行錯誤を重ねることが優勝への近道となるでしょう。

ミニ四駆のB-MAX優勝を目指すシャーシ別セッティング術
- MAシャーシでB-MAX優勝を目指すならフロントの跳ね対策が必須
- FM-AシャーシでB-MAX優勝するためのプロペラシャフト問題解決法
- VZシャーシでB-MAX優勝するなら適度なしなりを活かしたセッティングが有効
- ARシャーシでB-MAX優勝するためのサイドマスダンパー活用術
- B-MAX優勝マシンの重量配分はリヤ<フロント<中心が効果的
- B-MAX優勝マシンのレーンチェンジ対策は左右非対称ローラーがポイント
- まとめ:ミニ四駆B-MAX優勝を目指すなら基本に忠実な丁寧な製作が最重要
MAシャーシでB-MAX優勝を目指すならフロントの跳ね対策が必須
MAシャーシを使ってB-MAX大会での優勝を目指すなら、このシャーシ特有の「フロントが跳ねやすい」という特性への対策が必須です。独自調査の結果、MAシャーシはスピードポテンシャルが高い一方で、その特性をコントロールする必要があります。
「MAシャーシはフロントが跳ねやすいように感じたので、出来るだけフロントタイヤ寄りにマスダンパーを付けてます」という対策が有効です。フロント部分の重心を適切に調整することで、ジャンプ後の着地安定性が向上します。
フロント対策としては、スライドダンパーの採用も効果的です。「フロントバンパーにはスライドダンパーを採用してます。理由は、B-MAXはバンパー関係のいなし機構を搭載出来ないので少しでも真っ直ぐ飛ばせるように」という工夫が見られます。
MAシャーシのボディ選びも重要なポイントです。「MAシャーシでフロントにスラダンを載せる場合、フロントのボディーキャッチャーがデクロス01に近いような形状をしてないと載らない可能性が高い」という制約があります。デクロス01、ネオVQSなどが適したボディとして挙げられています。
MAシャーシの弱点として「車重が重い」という点も考慮が必要です。「B-MAXだと標準ぐらいの重さでなんですが、モーターにトルクが無いと速度がのらないこともある」という報告もあります。この対策として、ギア比を3.7:1に落としたり、モーターをハイパーダッシュに変更するなどの調整が有効でしょう。
FM-AシャーシでB-MAX優勝するためのプロペラシャフト問題解決法
FM-Aシャーシは現在非常に人気のあるシャーシですが、B-MAX大会で優勝するためには、このシャーシ特有の「プロペラシャフト問題」を解決する必要があります。独自調査によると、FM-Aシャーシを速くする上で最初に取り組むべき課題がこれです。
プロペラシャフト問題とは、FM-Aシャーシの動力伝達部分に関する課題で、適切に対処しないとマシンの性能を十分に引き出せません。この問題への対策が、B-MAX大会での優勝を目指す上でカギとなります。
FM-Aシャーシでは、フロントブレーキのセッティングが特に重要です。「B-MAXのFM-Aでメッチャ効くフロントブレーキセッティング」として、特定の配置やブレーキ材の選択が勝利に繋がるとされています。
軽量化も重要な要素で、「現状最速だと思うFM-AのB-MAXマシンのセッティング」では、余分な重量を削減しながらも必要な剛性と走行安定性を確保する工夫が紹介されています。
FM-Aシャーシは「フロントモーターマシン」としての特性があり、「トルク不足はそれほど問題ではない。トルク不足ならトルクが比較的上がるフロントモーターマシンがある」という利点もあります。この特性を理解し、適切に活かすセッティングが優勝への近道となるでしょう。
VZシャーシでB-MAX優勝するなら適度なしなりを活かしたセッティングが有効

VZシャーシを使ってB-MAX大会で優勝を目指すなら、この「適度なしなりがあって、使いやすい」という特性を活かしたセッティングが有効です。独自調査によると、VZシャーシは初心者から上級者まで幅広く使用されているシャーシです。
VZシャーシのB-MAXマシンでは、フロントステーにはVZシャーシ用のFRPプレートを使用し、ローラーは「13-12mm2段アルミローラー」、ローラー上には「ハイマウントチューブスタビ」を装着するといったセッティングが報告されています。
ローラー取付けには「曲がりにくいキャップスクリュー」を使用するなど、細部へのこだわりも重要です。また、「裏面のブレーキステーを取り付ける際に、長い皿ビスを使用してマスダンパーが取り付けられるようにビスを飛び出させておく」といった工夫も見られます。
VZシャーシの注意点として、「VZシャーシのサイドステーは、CO時に折れてしまう可能性がある」という弱点があります。これを防ぐために「前の方にあるビス穴も使用して2点留めにしている」という対策が取られています。
実際にB-MAX頂上決戦2023では、VZシャーシを使用したAN選手が優勝しています。そのマシンスペックは「ギヤ比:3.5:1、モーター:PD、タイヤ径:24.0mm、タイヤ:前後ともローフリクション、ブレーキ:前後ともピンク1mm」というシンプルながらも洗練されたセッティングでした。
ARシャーシでB-MAX優勝するためのサイドマスダンパー活用術
ARシャーシを使ってB-MAX大会で優勝を目指すなら、サイドマスダンパーの活用が重要なポイントとなります。独自調査によると、ARシャーシは優れたデザイン性と機能性を兼ね備えたシャーシとして人気があります。
「ARシャーシ サイドマスダンパーセット」を活用することで、マシンの制振効果を高めることができます。ただし、標準的な取り付け方法とは異なるアプローチも効果的で、ARシャーシの特性に合わせたカスタマイズが勝利への近道となります。
ARシャーシのB-MAXマシンでは、例えばディオスパーダなどのボディが相性が良いとされています。B-MAXレギュレーションでは基本的にパーツ無加工ポン付けでマシンを作成するため、ARシャーシの持つ標準的なフォルムを活かしたセッティングが重要です。
サイドマスダンパーの配置によって、コーナリング性能やジャンプ後の着地安定性が大きく変わります。マスダンパーの重さも重要な要素で、「あまり制振性がいらないコースなら、ボウルマスダンパーをアジャストマスダンパーに交換しても良い」という選択肢もあります。
ARシャーシは他のシャーシと比較して特有の走行特性があり、その特性を理解し活かすことが重要です。コースの特性に合わせて適切なセッティングを行い、ARシャーシの持つポテンシャルを最大限に引き出すことがB-MAX大会での優勝につながるでしょう。
B-MAX優勝マシンの重量配分はリヤ<フロント<中心が効果的
B-MAX大会で優勝を目指すなら、マシンの重量配分は非常に重要な要素です。独自調査によると、「接地型マスダンはリヤ<フロント<中心で重さを変えています」というセッティングが効果的とされています。
当初は「リヤ=フロント<中心だったのですが、フロントをやや重くすると安定した」ことから、この配分に落ち着いたとのことです。マシンの安定性を高めるために、フロント部分をやや重くする調整が有効なようです。
重量配分を調整する上で、マスダンパーの配置は重要な要素となります。「MAシャーシはフロントが跳ねやすいように感じたので、出来るだけフロントタイヤ寄りにマスダンパーを付けてます」というように、シャーシの特性に合わせた重量配分の調整が必要です。
中心部分に重さを集中させることで、マシン全体のバランスが向上し、コーナリングやジャンプセクションでの安定性が高まります。ただし、過度な重量は走行速度の低下につながるため、適切なバランスを見つけることが重要です。
「車重が重い。B-MAXだと標準ぐらいの重さでなんですが、モーターにトルクが無いと速度がのらないこともあるかも」という注意点も考慮し、重量配分と全体重量のバランスを適切に調整することが優勝への近道となるでしょう。
B-MAX優勝マシンのレーンチェンジ対策は左右非対称ローラーがポイント
B-MAX大会で優勝するためには、レーンチェンジセクションでの安定性が非常に重要です。独自調査によると、左右非対称のローラー配置がレーンチェンジ対策として効果的であることがわかりました。
実際に優勝したマシンでは「マシン右側はゴムリングのものを逆につけています。多分コレが優勝した最大の要因です」と報告されています。その理由として「走らせているうちによくわかったのですが、このマシンはコーナーの時に右側へ高確率でリフトしていました。特にレーンチェンジでは顕著で、それ故にコースアウト率がかなり高かった」という問題を解決するための工夫だったとのことです。
さらに「リヤの左側だけ厚い13ミリプラリンを装備。これはレーンチェンジ対策です。レーンチェンジの抜けでリヤの左側は乗り上げる確率が高いので、これで防いでいます」という配置も効果的でした。
こうした非対称配置は、マシンの走行特性を良く観察し、どのような問題があるかを見極めた上で行う必要があります。初めは「12-13ミリを逆につけて対策していたのですがレーンチェンジを攻略出来るのが半々。いろいろいじって、最後にこれに落ち着いた」というように、試行錯誤の結果として最適な配置を見つけることが重要です。
レーンチェンジはコースアウトの多い区間であり、ここでの安定性を高めることがレース全体の完走率や順位に大きく影響します。自分のマシンの特性を理解し、適切な対策を講じることがB-MAX大会優勝への重要なステップとなるでしょう。
まとめ:ミニ四駆B-MAX優勝を目指すなら基本に忠実な丁寧な製作が最重要
最後に記事のポイントをまとめます。
- B-MAX大会は「部品を切ったり削ったりするのを禁止した通常改造杯」で、基本に忠実な丁寧な製作が優勝の鍵
- 実際の優勝マシンは「開けポン」のモーターでも基本セッティングの徹底で勝利を収めている
- ローラー配置は二段ローラーが効果的で、左右非対称にすることでレーンチェンジ対策も可能
- タイヤ選びはコース特性に合わせて最適なものを選択し、フロントとリヤで異なる種類を使い分けることも有効
- ブレーキセッティングはフロント・リヤで差をつけ、バンクセクションもスムーズに通過できるよう調整が必要
- MAシャーシはフロントが跳ねやすい特性があり、フロントタイヤ寄りにマスダンパーを配置することで対策可能
- FM-Aシャーシはプロペラシャフト問題の解決が重要で、適切なフロントブレーキセッティングが勝利のカギ
- VZシャーシは適度なしなりがあって使いやすく、サイドステーの2点留めでCO時の破損対策も重要
- ARシャーシはサイドマスダンパーの活用が重要で、制振効果を高めることがマシンの安定性向上につながる
- 重量配分は「リヤ<フロント<中心」が効果的で、マシンの安定性を高める重要な要素となる
- レーンチェンジ対策として左右非対称ローラーが効果的で、コースアウト率を下げる重要なポイント
- B-MAXレギュレーションの理解と正しい解釈が重要で、タミヤレギュレーションとの関係性にも注意が必要
- 最終的には自分のマシンの特性をよく観察し、試行錯誤を重ねることで最適なセッティングを見つけることが大切

