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ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで走りが激変!音も静かになる改造テクニック完全ガイド

ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで走りが激変!音も静かになる改造テクニック完全ガイド
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スーパー2シャーシの抵抗抜きって聞いたことありますか?ミニ四駆を速くするための定番改造ですが、実はこのシャーシ、抵抗抜きをすることで驚くほど性能が向上するんです。素組みだとギアやシャフトがあちこちで干渉して、走行音もうるさいし、せっかくのモーターパワーも無駄になってしまいます。でも正しく抵抗抜きをすれば「ジャジャジャジャ」という雑音が「ヴィーーーン」という滑らかな音に変わり、スピードも格段にアップします。

この記事では、スーパー2シャーシの抵抗抜きについて、具体的な加工箇所から必要なパーツ、トラブル対処法まで徹底解説します。初心者でも理解できるよう、実際にレーサーたちが実践している方法を分かりやすくまとめました。異音に悩んでいる方、マシンをもっと速くしたい方は必見です!

この記事のポイント
✓ スーパー2シャーシの抵抗抜きで音が静かになり速度が向上する理由
✓ モーター側とフロント駆動の具体的な加工方法と必要パーツ
✓ ギア位置出しとペラシャフト調整で異音を消すテクニック
✓ 抵抗抜き後のトラブル対処法とメンテナンスのコツ
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ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで劇的に性能アップする理由

  1. スーパー2シャーシの抵抗抜きとは駆動部の干渉を減らしてパワーロスを最小化すること
  2. 抵抗抜きのメリットは走行音の静音化とスピード向上の両立
  3. スーパー2シャーシが抵抗抜きに向いている構造的特徴

スーパー2シャーシの抵抗抜きとは駆動部の干渉を減らしてパワーロスを最小化すること

【改造/セッティング】スーパー2シャーシの抵抗抜きとは駆動部の干渉を減らしてパワーロスを最小化すること

抵抗抜きの基本原理

スーパー2シャーシの抵抗抜きとは、ギアやシャフトがシャーシ本体や他のパーツと干渉している箇所を特定し、加工によって接触を減らす改造のことです。素組み状態では、クラウンギアとスパーギアの間の壁、プロペラシャフトとスパーギアの干渉、カウンターギアの浮きなど、さまざまな箇所で不要な接触が発生しています。

これらの干渉は走行時の抵抗となり、モーターのパワーを無駄に消費してしまうんです。特にスーパー2シャーシは構造上、ギア周りに壁が多く設けられているため、素組みでは異音が大きく、スムーズな回転が妨げられているケースが少なくありません。

スーパー2シャーシはモーターが左右にブレるとのことでしたのでマルチテープを貼ってブレを止めました。ブレをなくすことによりモーターの力を確実にカウンターギヤへと伝えられるようになります。

出典:みそじで復活!!ミニ四駆改造奮闘記。

📊 抵抗が発生する主な箇所

箇所干渉の内容影響度
クラウン・スパー間の壁ギアの回転を阻害★★★
プロペラシャフトスパーギアと接触★★★
カウンターギア上下左右の浮き★★☆
モーター固定部モーターのブレ★★☆
ベアリング軸穴軸受けの精度不足★☆☆

抵抗抜きのメリットは走行音の静音化とスピード向上の両立

【改造/セッティング】抵抗抜きのメリットは走行音の静音化とスピード向上の両立

驚くほど変わる走行音

抵抗抜きの効果として最も分かりやすいのが走行音の変化です。多くのレーサーが「ジャー ジャジャジャジャ」という雑音が「ヴィーーーーーーン」という滑らかな音に変わったと報告しています。

前回、捨ててやろうか?と思ったくらいの 素組みでの酷い雑音シャーシ。ジャー ジャジャジャジャ ジャー ジジジジジ ジャジャジャジャから ヴィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン と かなり静かになりました。\(^o^)/

出典:y.k.15

この音の変化は、単なる静音化だけでなく、駆動効率の向上を意味しています。異音が減るということは、それだけ無駄な抵抗が減り、モーターのパワーが効率的に車輪へ伝わっている証拠なんです。

抵抗抜きによる具体的な効果

  • 静音性向上:金属音やガタつき音の大幅な減少
  • 速度向上:空転時間が長くなり最高速がアップ
  • 電池寿命延長:無駄な抵抗が減り電力消費が低下
  • モーター負荷軽減:発熱が抑えられモーターが長持ち
  • 走行安定性:ギアの噛み合わせが安定し振動が減少

スーパー2シャーシが抵抗抜きに向いている構造的特徴

【改造/セッティング】スーパー2シャーシが抵抗抜きに向いている構造的特徴

片軸シャーシならではの利点

スーパー2シャーシは片軸モーター式のシャーシで、駆動系がシンプルな構造になっています。そのため、抵抗抜きの効果が非常に分かりやすく出やすいんです。特にVSシャーシやVZシャーシと同系統の設計思想を持ち、基本的な駆動性能が高いという特徴があります。

興味深いのは、実はペラシャフトの長さです。一見VZより長く不利に見えますが、クラウンギアとの噛み合い位置が非常に奥深く設定されているため、実質的には片軸シャーシの中で最も短いペラシャフト位置を実現しているという報告もあります。


🔧 スーパー2シャーシの構造的メリット

特徴内容改造への影響
片軸駆動シンプルな動力伝達抵抗源の特定が容易
ペラシャフト位置噛み合い位置が深いパワーロスが少ない
ギアケースネジ止め式採用確実な固定が可能
カウンターギアツバ付きシャフト位置決めがしやすい

一般的に、片軸シャーシはペラシャフトが長いほどロスが起きやすいとされていますが、スーパー2シャーシはこの点を構造的にカバーしているため、適切な抵抗抜きを施せば驚くほどの性能を発揮します。

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ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜き実践テクニックと注意点

【改造/セッティング】スーパー2シャーシが抵抗抜きに向いている構造的特徴
  1. モーター側の抵抗抜きはギア用壁のカットとワッシャー加工が基本
  2. フロント駆動の抵抗抜きはスペーサーとクラウンギア加工で完璧に
  3. ペラシャフト調整で「ティンティンティン」という異音を完全に消す方法
  4. 抵抗抜き後のトラブルはAパーツ加工とギアカバー押さえで解決
  5. まとめ:ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで走りを劇的に向上させよう

モーター側の抵抗抜きはギア用壁のカットとワッシャー加工が基本

【改造/セッティング】モーター側の抵抗抜きはギア用壁のカットとワッシャー加工が基本

リア駆動部の加工手順

モーター側(リア)の抵抗抜きは、まずギア用のついたて(壁)をカットすることから始めます。この壁がクラウンギアとスパーギアの動きを妨げているため、2ヶ所を切り取る必要があります。ニッパーで切り取る方が、アートルーターで削るよりも早くて綺麗に仕上がるという意見が多いです。

次に重要なのがお宝ワッシャーの加工です。お宝ワッシャーとはモーターの中に入っている金色のワッシャーのこと。これを紙ヤスリの上に置いて人差し指で押さえながら削り、0.87mmから0.70mm程度まで薄くします。この加工により、ギアの位置出しがしやすくなるんです。

クラウンギヤとスパーギヤの間にある壁がギヤの干渉をしやすいとのことでしたので切り取っちゃいます。それと前後を繋ぐプロペラシャフトとスパーギヤの干渉もありますので取り除いちゃいます。

出典:みそじで復活!!ミニ四駆改造奮闘記。

🛠️ モーター側抵抗抜きの必要パーツ

パーツ名個数入手方法用途
お宝ワッシャー1個モーターから取り出しギア位置調整
絶縁ワッシャー2個モーターから取り出しスペーサー代わり
620ベアリング3~4個グレードアップパーツ回転抵抗の低減
真鍮スペーサー2個ローラー用パーツ流用ギア間隔調整
1.5mmスペーサー1個グレードアップパーツクラウン・スパー間

フロント駆動の抵抗抜きはスペーサーとクラウンギア加工で完璧に

【改造/セッティング】フロント駆動の抵抗抜きはスペーサーとクラウンギア加工で完璧に

フロント側の詳細な加工方法

フロント側の抵抗抜きは少し複雑ですが、効果は絶大です。まず黒くマーキングした壁を3mm幅で削ります。ここには後で3mmスペーサーが入るので、その分のスペースを確保するんです。

次にクラウンギアの加工です。クラウンギアの出っ張った部分を平らに削る必要があります。この作業はアートルーターがあると便利ですが、ルーターを持っていない場合は正直なところ、デザインカッターや棒ヤスリでは上手くいかないという報告があります。この部分の加工には工具への投資も検討する価値があるでしょう。

組み付け順序は重要で、3mmスペーサー→絶縁ワッシャー2個→クラウンギア→お宝ワッシャーの順に組み立てます。この順序を守ることで、ちょうど収まる設計になっています。


📋 フロント抵抗抜きの作業手順チェックリスト

  • [ ] シャーシの壁を3mmスペーサーが入る分削る
  • [ ] クラウンギアの出っ張り部分を平らに加工
  • [ ] パーツを正しい順序で組み付け
  • [ ] Aパーツとの干渉をチェック
  • [ ] 必要に応じてAパーツ側も加工

注意点として、この状態でAパーツを付けると3mmスペーサーがAパーツに接触してタイヤの回転が悪くなることがあります。その場合はAパーツ側も加工が必要です。ルーターを使うか、ドリルで貫通させて棒ヤスリで仕上げる方法があります。

ペラシャフト調整で「ティンティンティン」という異音を完全に消す方法

【改造/セッティング】ペラシャフト調整で「ティンティンティン」という異音を完全に消す方法

異音の正体と対策

スーパー2シャーシ特有の「ティンティンティン」という金属音、これの正体はペラシャフトの上下の暴れです。特にリアのペラシャフトが浮くことで発生します。素組み状態では、プロペラシャフトとスパーギアが干渉したり、ペラシャフトが上下にブレたりすることで、この独特な異音が生まれているんです。

スーパー2シャーシ特有の「ティンティンティン」という金属音が!この正体はペラシャの上下の暴れです!特にリアのペラシャ浮きで発生します。

出典:サブカル”ダディ”ガッテム日記

対策としては、リアのギアカバー裏へポリカ片を貼り付けてペラシャフトの浮きを押さえます。これだけでかなり音が抑えられます。また、プロペラシャフトの長さ調整も重要で、VZ用に調整したものだと短すぎて入らないため、スーパー2専用に長さを調整する必要があります。

🎯 ペラシャフト調整のポイント

調整項目方法効果
上下の暴れ防止ギアカバー裏にポリカ片貼付異音の大幅軽減
長さ調整VZより長めに設定スムーズな回転
頭部の加工ペラシャ頭を削るクラウンとの干渉防止
表面研磨ピカールで磨く浮きにくくなる

ペラシャフトの頭部分はクラウンギアに非常に近いため、少しでも長さをミスると大きなロスが発生します。ハンマーで微調整しながら、シャーシとスパーギアのどちらにも干渉しないギリギリの位置を見つけることが重要です。

抵抗抜き後のトラブルはAパーツ加工とギアカバー押さえで解決

【改造/セッティング】抵抗抜き後のトラブルはAパーツ加工とギアカバー押さえで解決

よくあるトラブルと対処法

抵抗抜きを行うと、新たな問題が発生することがあります。最も多いのがフロントギアカバーが外れるというトラブルです。スーパー2シャーシは初期ロットで構造上の不具合があり、ギアカバーの爪部分がしっかり固定されないケースがありました。これは改修済みシャーシでも、ギアが左右に動くことでカバーが外れやすくなる場合があります。

対策としては、フロントギアカバーに押さえを増設するのが効果的です。ビス穴を開けてカバーを固定すれば、より確実に押さえられます。また、リアのギアカバーにも押さえがあると、カウンターギアが浮かずに済みます。

フロントギアカバーがたまに外れるので押さえは必要かも。あとリアのギアカバーも押さえがあるとカウンター浮かなくて良いですね。

出典:サブカル”ダディ”ガッテム日記

⚠️ トラブルシューティング一覧

  • ギアカバーが外れる → ビス止め式に改造または押さえパーツ追加
  • タイヤが回らない → Aパーツとスペーサーの干渉をチェック
  • 異音が消えない → ペラシャフトの浮き対策を再確認
  • モーターがブレる → マルチテープでモーター固定部を補強
  • カウンターギアが浮く → ギアカバーの押さえを強化

おそらく、これらのトラブルは抵抗抜きの過程で何らかの調整不足から発生することが多いと思われます。焦らず一つひとつ確認していけば、必ず解決できるはずです。

まとめ:ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで走りを劇的に向上させよう

【改造/セッティング】まとめ:ミニ四駆スーパー2シャーシの抵抗抜きで走りを劇的に向上させよう

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 抵抗抜きとは駆動部の干渉を減らしてパワーロスを最小化する改造である
  2. 走行音が「ジャジャジャ」から「ヴィーン」に変わるほどの効果がある
  3. モーター側の抵抗抜きはギア用壁のカットとワッシャー加工が基本
  4. フロント側は3mmスペーサーとクラウンギア加工で対応する
  5. スーパー2シャーシは構造上、片軸シャーシの中でも抵抗抜きの効果が高い
  6. ペラシャフトの長さ調整と上下の暴れ対策で異音を完全に消せる
  7. お宝ワッシャーと絶縁ワッシャーはモーターから取り出して加工する
  8. Aパーツとの干渉に注意し、必要に応じて追加加工を行う
  9. ギアカバーの押さえを増設することでトラブルを予防できる
  10. 抵抗抜きは上手くやらないと逆効果になるため慎重な調整が必要

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

各サイト運営者様へ
有益な情報をご公開いただき、誠にありがとうございます。
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