ミニ四駆ファンの間で話題となっているアイアンビーク。2021年4月に発売されたこのVZシャーシマシンは、独特なボディデザインと専用パーツが特徴的です。猛禽類をモチーフにした斬新なフォルムは、レッツゴー世代の心を掴むフルカウル系の雰囲気を持ちながら、レースを意識した走行性能も兼ね備えています。
本記事では、アイアンビークの改造に役立つ情報を詳しく解説します。専用ボディキャッチの活用方法から隠し装備の発見、塗装のコツまで、実際のユーザーの声を参考にしながら、このマシンのポテンシャルを最大限引き出す方法をお伝えします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ アイアンビーク専用の新形状ボディキャッチとその活用法 |
| ✓ ボディ裏側に隠された浪漫のポッチとギミック製作への応用 |
| ✓ VZシャーシの特徴と改造時の注意点 |
| ✓ 塗装によるカスタマイズの効果と実例 |
ミニ四駆アイアンビークの改造で押さえるべき基本構造
- アイアンビーク専用ボディキャッチは軽量化の鍵
- ボディ裏の隠しポッチでギミック製作が可能に
- VZシャーシの赤Aパーツとフィンホイールの活用
アイアンビーク専用ボディキャッチは軽量化の鍵
アイアンビークの最大の特徴は、マシン専用に開発された新形状のボディキャッチです。
アイアンビークのボディをじっくり眺めていたら「隠し装備」を発見しました。ボディの裏側をよく見ると・・・何やらサイド部分に「謎のポッチ」が!?これは何かと探ってみると実はこれシャーシのサイド取付穴にピッタリハマるんです!
このボディキャッチは従来品と比較して以下の特徴があります:
🔧 専用ボディキャッチの特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 形状 | アイアンビークのボディ形状に合わせて大きく避けるスリム設計 |
| 重量 | 従来品より軽量化を実現 |
| 固定力 | ボディを強固に固定可能 |
| 互換性 | 通常のボディキャッチも付属するため選択可能 |
一般的なミニ四駆のボディキャッチと比べて、空力を意識したデザインになっているため、レースでの走行時に余計な抵抗を減らす効果が期待できるかもしれません。ただし、実際の速度への影響については個々の環境によって異なる可能性があります。
ボディ裏の隠しポッチでギミック製作が可能に
アイアンビークには、**ボディ裏側にシャーシのサイド取付穴にピッタリはまる「隠しポッチ」**が設計されています。
この隠し装備は、改造の幅を大きく広げる要素となっています:
✨ 隠しポッチの活用メリット
- ✅ ボディをより強固に固定できる
- ✅ ボディを貫通するギミック製作の基準点になる
- ✅ カスタムパーツの取り付け位置が明確になる
- ✅ 独自の改造アイデアを実現しやすい
この設計により、エアインテーク風のギミックを実際に機能させたり、冷却装置を組み込んだりといった、他のマシンでは困難だった改造が可能になるでしょう。タミヤがここまで細かい配慮をしているのは、ユーザーの創造性を刺激する意図があると推測されます。
VZシャーシの赤Aパーツとフィンホイールの活用
アイアンビークには、VZシャーシでは新色となる赤のAパーツとフィンホイールが付属します。
シャーシはVZシャーシが採用されています。前回のミニ四駆ぞうさんもVZシャーシだったのは偶然なのかな?それとも今はVZシャーシが流行っているのか?は定かではないですが、S1シャーシに似ていて馴染みやすい形状なのでVZシャーシは好きですわ。
出典:ヨッピーノブログ
🎨 付属パーツの詳細
| パーツ名 | 特徴 | 改造での活用 |
|---|---|---|
| 赤Aパーツ | VZシャーシで初の赤色 | モチベーション向上、カラーコーディネートの自由度向上 |
| フィンホイール(白) | ボディカラーを選ばない | 幅広い塗装デザインに対応可能 |
| グレーシャーシ | ABS製、金型2番 | 耐久性が高く改造のベースに最適 |
VZシャーシはスパー置きのある金型が採用されています。これについては賛否両論あるようですが、駆動出しする際には削り取る部分なので、上級者にとっては大きな問題ではないでしょう。むしろ初心者や子供にとっては、組み立て時のガイドとなる良い構造と言えます。
ミニ四駆アイアンビークの改造テクニックと実例
- メタリックシルバー塗装で高級感を演出する方法
- エアインテークを活かしたビジュアルカスタム
- タイヤとローラーのカスタマイズ事例
メタリックシルバー塗装で高級感を演出する方法
アイアンビークのボディはシルバーの成形色ですが、多くのユーザーが塗装によるカスタマイズを行っています。
塗装はメタリックシルバーで適当にササッと。同じ色塗ってるんでムラが目立たないwボディキャッチが新形状でした!アイアンビークのボディ形状に合わせて大きく避けるスリムで軽量なボディキャッチです。この形状は初ですよ!めっちゃ気合を感じます。
🎨 塗装のポイント
| 工程 | 詳細 |
|---|---|
| 下地処理 | 成形色がシルバーなので、ムラが目立ちにくい |
| 塗料選択 | メタリックシルバーやガンメタルが人気 |
| 乾燥時間 | 十分に乾燥させてからステッカーを貼る |
| 仕上げ | ステッカーはシルバー艶ありでピカピカに |
実際の作例を見ると、レッドブルレーシング仕様のカラーリングなど、大胆なカスタムも行われています。元のボディ形状が魅力的なため、シンプルな単色塗装でも十分にカッコよく仕上がるでしょう。
エアインテークを活かしたビジュアルカスタム
アイアンビークの特徴的なデザイン要素であるエアインテークとロケット風の後部形状は、改造の際に活かしたいポイントです。
⚙️ デザイン要素の特徴
- フロント~サイド: エアインテークが気分を上げる
- キャノピー上部: 後方に抜けるエアフローデザイン
- 後部: ロケットやミサイルのようなジェット噴射を連想させるフォルム
- 分割ウィング: 空気を切り裂くフィンのような形状
これらの要素は、ミニ四駆における「空力」や「空冷」という、実際の効果は未知数ながらもロマンを感じさせる機能を視覚的に表現しています。カスタムペイントやデカールを追加する際は、この空力を意識したデザインを活かすことで、より統一感のあるマシンに仕上がるかもしれません。
また、前述の隠しポッチを利用して、エアインテーク部分に実際にパーツを組み込むといった、機能性とビジュアルを両立させたギミックの製作も可能でしょう。
タイヤとローラーのカスタマイズ事例
基本構成以外のパーツ交換も、性能向上には欠かせません。
フロントタイヤはネオvqsのフロントホイールにネオvqs(j-cup 2020のゴムタイヤ、リヤのタイヤはs1などのキットに付属小径ホイール(赤)にショック吸収タイヤ(リヤ)を使用。リヤは過去にえのもとサーキットで買った福袋に入っていた軽量13mmアルミベアリングローラー(ピンク)とロックナット(ピンク)のセットを使用。
🛞 カスタマイズパーツの組み合わせ例
| 部位 | パーツ選択例 | 効果 |
|---|---|---|
| フロントタイヤ | ネオVQSフロントホイール + ゴムタイヤ | グリップ力向上 |
| リアタイヤ | 小径ホイール + ショック吸収タイヤ | 着地時の安定性向上 |
| ローラー | 軽量13mmアルミベアリングローラー | 回転抵抗の軽減 |
| 固定パーツ | ロックナット | パーツの緩み防止 |
タイヤやローラーの選択は、走行するコースの特性に合わせて調整するのが一般的です。VZシャーシはS1シャーシに似た構造のため、既存のカスタムパーツが流用しやすいというメリットもあります。
まとめ:ミニ四駆アイアンビークの改造を成功させるポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- アイアンビークは専用の新形状ボディキャッチを採用し、軽量化と固定力を両立している
- ボディ裏側の隠しポッチはシャーシのサイド取付穴にはまり、ギミック製作の基準点となる
- VZシャーシに新色の赤Aパーツとフィンホイールが付属し、カスタムの幅が広がる
- メタリックシルバー塗装は元の成形色と同系統のため、ムラが目立ちにくく初心者にも扱いやすい
- エアインテークやロケット風の後部デザインは、空力を意識したビジュアルカスタムに活用できる
- タイヤとローラーのカスタマイズでは、ネオVQSパーツや軽量アルミベアリングローラーが選択肢となる
- フルカウル系のデザインを継承しつつ、レース志向の走行性能も考慮された設計となっている
- 猛禽類をモチーフにした独特なボディ形状は、塗装映えするポテンシャルを秘めている
- VZシャーシはS1シャーシに似た構造で、既存のカスタムパーツが流用しやすい
- 2021年4月発売の本マシンは、タミヤの力の入れ具合が反映された意欲作である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【ミニ四駆】アイアンビークは傑作ボディの予感! : サブカル”ダディ”ガッテム日記
- concours d’Elegance/MACHINE
- アイアンビークを購入しました – ヨッピーノブログ
- タミヤミニ四駆 アイアンビーク 塗装済 レッドブルレーシング仕様|Yahoo!フリマ
- [ミニ四駆]せっかくあるのでアイアンビーク作りました! | yu-ponのファミリーブログ
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